金融調査ファイルno.09

消費者金融業を支える、けな気な努力

街中で良く見かけるティッシュ配りのアルバイト。
様々な業種のPR用として、毎日のように膨大な量のティッシュが配られています。
最近は女の子向けに、出会い系のティッシュを配っている若いお兄さんなんかをよく見ますよね?
男性はもらえないので、ちょっと寂しいですが(笑)
あとは、英会話の学校とか、不動産屋さんとか、パチンコ屋さんとか、本当に多種多様なPR用ティッシュを見かけます。

消費者金融業は、実はお客様に直接営業が出来ない業種なので、こういったティッシュ配付をよく行っています。そして、その数がハンパないんです・・・
支店には毎月販促用として、ティッシュがぎっしり詰まった段ボールが宅配便で届きます。一箱につき500個のティッシュが入っています。
それが大体毎月10箱、多い 時で20箱も届きます。
ティッシュの単価は、一つ10円なので、一箱5000円です。

もちろん配布は支店の業務の間に、支店の社員が行う為、なかなか思うように毎月のノルマを達成できません。支店長の私は、それをどうするかが悩みのタネになります。
都心のターミナル駅なら、いつもひっきりなしに人の往来があるので、そんなに苦労はないでしょう。ですが、ほとんどの支店は、日中は駅前といえども、それほど人が歩いておらず、なかなか思うようにいきません。
1時間もやっていても、配れるのは一箱の半分位なんて感じです。

そこで、どうするかと言えば、いつもより朝早く出勤して、駅前に行き、通勤時間のサラリーマンに配ったり、レンタカーで団地に行って、集合ポストに入れてきたりします。これは、人に受け取ってもらう苦労が無いので、かなりラクです。
でも最近は業界に対する世間の風当たりも強く、消費者金融とわかると、もらっていただけなかったりして、かなり苦戦を強いられています。
昔は早く消化したいが為に、2個セットで配っていましたが、最近は多くの方にお渡しする主旨に反する為、お一人様1個を遵守しています。
やはりどこに行って配っても、一番受け取ってもらえる確率が高いのは、「おばさん」です。 1個渡しても、もっと寄越せとよく言われます(笑)おばさん強しです。

僕も街を歩いていると、同業の女の子たちがティッシュを配っているのを見かけます。 それが他社のティッシュでも、そういった配る側の苦労を知っているので、私はいつも笑顔で受け取っています。
皆さんもシカトしないで、もらってあげて下さいね。
そして、その時に「ありがとう」「ご苦労様」なんて声をかけて下さい。
きっと彼女達は素敵な笑顔を返してくれることでしょう。

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